廃盤

このところ、

廃盤ラッシュで…ちょっと凹む…

実は、先日ブログに書いた型紙ですがあれもそう。廃盤というか、ちょっと厚みが増して片側の面のテクスチャーが変わってしまい、最初は使い物にならなかったらどうしようかと焦ったけど、一作品作ってみたら、まあなんとかなりそうだったからホッとしたけども…

そして、先日ガラス友達から聞いたのがこれ。このバローベという名の糸鋸の刃。これは、"延ばしの線"を作る時に使うもの。


頻繁に使うものかというとそうでもないが、作品によっては頻度高く使う時期もある。

"延ばしの線"というのは、ガラスとガラスを繋ぐハンダの線だけでは表現できない部分の線。

カッパーテープで作る事もあるけど、エッジを立てたい時や形状によっては真鍮の板を切って使う。その時に糸鋸でゴリゴリ切り出すわけですが、

このバローベの刃はとても持ちが良い。切れづらい。ただそれだけの事だけど、何本も作る場合はいちいち切れると、ホントにイラつきますし…


糸鋸の刃自体は、まだこの世から消えて無くなるわけではないだろうから、まだそんなには困らないけど、最近いろんなものがどんどん廃盤になってしまい、20年前からほぼ技術的な変化のない私なんぞはちょっと焦ります(^^;) 少しずつ私も新しい道具を試し始めねば…

そんな中、ここ数年で一番困ったのが、ブレーキングプライヤー(廃盤発表はだいぶ前になりますが)。ペンチみたいな形の、ガラスを割る時にくわえる工具。代替品はどこにもない。私はガラスカットこれ以外使ったことがないので、今手元にあるものがもし壊れたらほんとどうしましょー



このプライヤー、ほんと優れものなんですよー。20年使ってますが、全くブレたりガタつく事もなく、数ミリだけくわえたい時もしっかりガラスを捕らえるし、適度な重さも、かえって繊細なガラスカットには向いてる様に思います。

ガラス教室講師の友人いわく、このプライヤーに変えたら他のもの使えないっていう生徒さんが結構いるんですって~

 

2020年02月03日